移動が困難な文化財のためのエックス線を用いた非破壊調査手法の構築

• 研究課題/領域番号: 21680056
• 研究種目: 若手研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 文化財科学
• 研究機関: 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所
• 研究代表者: 犬塚 将英 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 保存修復科学センター, 主任研究員 (00392548)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円); 2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2010年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円); 2009年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
• キーワード: 文化財の内部構造 / X線照射条件 / シミュレーション / 可搬型検出器 / X線撮影 / ガス電子増幅フォイル / GEANT4 / 分布 / コントラスト / X照射条件

研究概要

エックス線透過撮影は文化財の内部構造を非破壊・非接触で調べるための重要な調査手法のひとつである。本研究では、文化財を構成している物質とX線との相互作用を定量的に評価するための手法の開発、移動が困難な文化財を調査するための機材の開発、そしてこれらの成果を踏まえて現地調査を実施した。

研究成果

• [雑誌論文] 文化財のX線透過撮影時における照射条件評価法の開発 (2010)
  • 著者名/発表者名: 犬塚将英
  • 雑誌名: 保存科学 巻: 49 ページ: 125-130
  • NAID: 40017078652
  • 査読あり
• [雑誌論文] 文化財のX線透過撮影時における照射条件評価法の開発 (2010)
  • 著者名/発表者名: 犬塚将英
  • 雑誌名: 保存科学 49 ページ: 125-130
  • NAID: 40017078652
  • 査読あり
• [学会発表] 文化財のX線透過撮影時における照射条件評価法の開発 (2011)
  • 著者名/発表者名: 犬塚将英
  • 学会等名: 日本文化財科学会第28回大会
  • 発表場所: 筑波大学
• [学会発表] 文化財のX線透過撮影時における照射条件評価法の開発 (2011)
  • 著者名/発表者名: 犬塚将英
  • 学会等名: 日本文化財科学会
  • 発表場所: 筑波大学
• [学会発表] 超高感度・大面積ガンマ線イメージセンサーの開発と移動が困難な文化財の調査 (2010)
  • 著者名/発表者名: 犬塚将英, 他4名
  • 学会等名: 日本文化財科学会
  • 発表場所: 関西大学
  • 年月日: 2010-06-26
• [学会発表] 文化財調査用可搬型X線検出器の開発研究 (2009)
  • 著者名/発表者名: 犬塚将英
  • 学会等名: 日本文化財科学会
  • 発表場所: 名古屋大学
  • 年月日: 2009-07-11
• [学会発表] 文化財調査用可搬型X線検出器の開発研究 (2009)
  • 著者名/発表者名: 犬塚将英
  • 学会等名: 日本文化財科学会第26回大会
  • 発表場所: 名古屋大学