研究課題
若手研究(A)
本研究の目的は,近年世界各地で起きている氷河の縮小などの変化が,氷河上に生息する雪氷微生物群集に与える影響を評価することである.調査の結果,氷河上の微生物群集には様々な変化が表れていることがわかった.ヒマラヤやアラスカ,天山山脈の氷河では,氷河の後退に伴い微生物群集の高度分布が上流部へ移動していた.パタゴニアの氷河では大きな変化は見られなかった.北極圏の氷河では微生物相の変化にともなう表面の暗色化が起きていることが明らかになった.以上の結果は,今後の地球温暖化による雪氷圏の変化が,氷河生態系に大きな影響を与えることを示唆している.
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