研究課題
若手研究(A)
繊維状のエアロゾル化されたカーボンナノチューブ粒子を20-50%含んだ系において、エレクトリカルエアロゾルディテクターと凝縮核計数器を用いて粒子一個あたりの帯電量(荷電効率)を求めた。一方で、その粒子を捕集して透過型電子顕微鏡により形状の情報を得た。荷電効率と、投影面積径、繊維長、繊維径をそれぞれ比較したところ、繊維長が最も相関が良かったが繊維径とは相関がなく、荷電機構に最も効いているのは繊維長である事が示唆された。さらなる繊維状粒子のみの分離を行い評価する必要があるが、荷電効率は繊維長の良い指標となることが示唆される結果が得られた。
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Aerosol Sci.Technol. 43
ページ: 881-890