研究課題
若手研究(A)
縄文時代後期後葉(太郎迫式期)に、九州に出現・盛行するクロム白雲母製の石製装身具は、後期末~晩期にかけて東日本に拡散する。悉皆調査の結果、中部地方が主要分布圏の東限とみられる。クロム白雲母製装身具の東進の背景は、韓半島からの初期農耕の受容と拡散に関連があると想定したが、太郎迫式期に近畿地方での加工が確認され、関東にも数例の類例があることが判明した。東進の背景は、太郎迫式期の土器の動態とより関連が強い可能性がある。
すべて 2013 2012 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (5件) 学会発表 (6件) 図書 (1件) 備考 (1件)
日本玉文化研究会会誌
巻: 第10号 ページ: 1-6
『北井門遺跡 2 次調査』公益財団法人 愛媛県埋蔵文化財センター
ページ: 531-538
『水天向遺跡』さつま町埋蔵文化財発掘調査報告書(4)
ページ: 130-134
先史学・考古学論究、V
ページ: 223-237
先史学・考古学論究 V