研究課題
若手研究(A)
本研究は、労働経済研究のなかで近年重要視されつつある雇用者・被用者マッチデータ(Employer-Employee Matched Data)を、政府厚生労働省所管の諸統計を同時に利用して構築し、賃金関数に対する使用者属性の影響を考察した。その結果、2000年代前半の賃金格差の推移に、効率賃金仮説的メカニズムなど、事業所属性が影響する部分があることが判明した。また、ドイツ、デンマーク、オランダ、スウェーデンについて同様のデータの利用可能性について情報を収集した。
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経済研究
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海外社会保障研究
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Japan's Bubble, Deflation, and Stagnation
巻: (MIT Press) ページ: 217-262
Koichi Hamada, Anil Kashyap, Masahiro Kuroda, and David Weinstein, eds., Japan's Bubble, Deflation, and Stagnation
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http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/ir/index.html
浜田宏一・大塚啓二郎・東郷賢編『模倣型経済の躍進と足踏み』ナカニシヤ出版
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『労働市場と所得分配』(樋口美雄編)(慶応大学出版会)
『応用ミクロ計量経済学』(北村行伸編)(日本評論社)