配分額 *注記 |
22,490千円 (直接経費: 17,300千円、間接経費: 5,190千円)
2011年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 12,090千円 (直接経費: 9,300千円、間接経費: 2,790千円)
2009年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
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研究概要 |
火山噴火の様式や爆発性を支配する要因の一つは, 地表へ上昇するマグマ中に形成された気泡内のガス成分が外部へ流出する, つまりマグマの脱ガスである.本研究では, 独自に変形実験装置を作成し, 放射光施設SPring-8のX線イメージングを利用することで, マグマの流動と脱ガスを世界で初めて観察することに成功した.この実験の結果, 流動するマグマからの脱ガスは非常に効率的であることが示された.これは発泡度の高いマグマを爆発的に噴出する火山噴火においては, 脱ガスを抑制するまだ知られていないメカニズムが存在していることを示唆する.
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