研究課題
若手研究(A)
本研究の目的は、既成市街地における環境負荷低減型のまちづくり、自立循環型都市構築を実現するため合意形成ツール、すなわちディスカッションツールを開発することにある。ツールはデルフト工科大学にて開発されたDCBAメソッドをベースに、日本の状況、特に地方都市の既成市街地の自立循環性向上を対象テーマとし、ツールに必要な情報の整理、ワークショップ手順の整理、ワークショップの成果物のまとめ方などの整理・開発を行った。研究の実施においては、埼玉県北部に位置する本庄市の既成市街地、東小学校校区を対象とした。東小学校校区は市役所も立地する中心市街地に位置する。初年度から市役所の協力を得て、地域住民、行政関係者、環境NPO、大学関係者、通学者が参加するワークショップを開催した。初年度から2年は議論するテーマを環境関連に絞り必要な情報整理、手法の開発を行い、最終年度は快適性や経済性など、その他のテーマも含めた総合的なディスカッションツールとして開発し、ワークショップを開催して使いやすさ、効果を検証した。
すべて 2012 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (19件)
日本建築学会技術報告集
巻: 第36号 ページ: 603-603
200000374048
巻: 第36号(採用決定済み)