研究課題/領域番号 |
21687013
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
分子生物学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
稲垣 毅 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任准教授 (10507825)
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研究協力者 |
酒井 寿郎 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (80323020)
眞貝 洋一 理化学研究所, 主任研究員 (20211972)
立花 誠 京都大学, ウィルス研究所, 准教授 (80303915)
油谷 浩幸 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (10202657)
児玉 龍彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90170266)
川村 猛 東京大学, 先端科学技術研究センター, 助教 (70306835)
岡村 均 京都大学, 薬学研究科, 教授 (60158813)
土居 雅夫 京都大学, 薬学研究科, 准教授 (20432578)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
26,520千円 (直接経費: 20,400千円、間接経費: 6,120千円)
2012年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2010年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2009年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
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キーワード | エピゲノム / ヒストン脱メチル化酵素 / Jmjd1a / 糖脂質代謝調節 / ヒストン / Jmjdla / 肥満 / ChIPシークエンス / RNAシークエンス / ヒストンメチル化 / エビゲノム / H3K9 / Jhdm2a / 代謝 / 糖脂質代謝 / ChIP |
研究概要 |
Jmjd1aは、転写の発現抑制に関与するエピジェネティックな標識であるヒストンH3の9番目のリジンのメチル化修飾を外す酵素である。我々は、Jmjd1aのノックアウト(KO)マウスが肥満や糖脂質代謝異常をきたすことを発見して報告した。さらに、遺伝子発現解析を行うとともに、独自に作製したクローン化Jmjd1a抗体を用いてクロマチン免疫沈降とショットガンプロテオミクスを行った。その結果、KOマウスや新規に樹立した褐色脂肪細胞におけるJmjd1aの代謝関連標的遺伝子を明らかにし、さらにレトロトランスポゾンをコードする領域がJmjd1aによって制御されていることを明らかにした。プロテオミクス解析では、RNAプロセシングに関わるタンパク群やヒストン脱アセチル化に関与するSin3aとの複合体形成を認めたほか、Jmjd1aの翻訳後修飾を明らかにした。本研究結果は、ヒストンのメチル化変化が代謝制御に関わるという世界で最初期の報告に結実しており、さらに詳細な分子機構の解明に結びつくことが期待される。
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