研究課題
若手研究(A)
細胞の中には生体膜で囲まれた様々な構造物が存在し、それらの間では膜の出芽と融合によって盛んに物質交換が行われている。細胞が分裂して二つの娘細胞に分かれる時には、これらの膜構造物を均等に分配しなくてはならない。そのため、細胞は分裂する際に膜融合を止めることによって膜構造物を小さくし、数多く分散させる戦略を持っている。本研究では、分裂期に働くことが知られているタンパク質リン酸化酵素Plk1が、分裂期において膜融合を阻害する機能を持つことを明らかにし、更にそのターゲットとなる分子の候補を同定した。
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