研究課題
若手研究(A)
犬のリンパ腫に対する抗体療法のターゲットとして、正常リンパ球に発現するものの特異的な糖鎖付加によりリンパ腫の治療ターゲットとなる可能性のある分子PSGL-1を同定した。一方、低分子化合物としては、CDK阻害剤であるフラボピリドールによって、細胞周期の調節および抗アポトーシス蛋白の発現低下が生じ、in vitroで犬のリンパ腫由来細胞株8種類が細胞死を起こす事を明らかにした。さらに、cDNAマイクロアレイを用いて、犬のリンパ腫に特異的に発現する遺伝子を同定し、これらが新規治療法のターゲットとなりうる事を明らかにした。
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