研究課題
若手研究(A)
本研究では、eNoSCの解析を通じて細胞のエネルギー代謝の個体における役割を明らかにし、細胞エネルギー恒常性の破綻と疾患の関わりを解明することを目指した。eNoSC複合体の構成タンパクであるNMLの遺伝子欠損マウスを作成したところ、NML遺伝子欠損マウスは野生型マウスに比べ、体重が軽く、体脂肪率が低いことが明らかとなった。また、糖負荷テストを行ったところ、野生型に比べ早期に血糖値の減少が認められ、NMLノックアウトマウスの糖代謝に異常が認められることが明らかとなった。eNoSCが個体においてもエネルギーフローの調節に働くことが示唆された。
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EMBO J. 30(6)
ページ: 1054-1066
EMBO J.
巻: 30(6) ページ: 1054-1066
Biochem Biophys Res Commun. 390(3)
ページ: 591-596
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