研究課題
若手研究(A)
新型インフルエンザウイルス出現の脅威への対策の一つとして、新規抗インフルエンザ薬開発に向けた研究を行った。インフルエンザウイルスの複製に中心的な役割を果たしているRNAポリメラーゼの働きを阻害する薬剤が効果的な抗ウイルス薬になるため、そのような薬剤を設計するために、RNAポリメラーゼの立体構造を解明した。また、本研究で使用したRNAポリメラーゼを基に、RNAポリメラーゼの働きを抑制する抗体の作成にも成功した。今後、本成果を基にした薬剤開発が期待される。
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日本結晶学会誌 52巻
ページ: 271-278
10027673105
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