配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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研究概要 |
乱数抽出とは,与えられた情報源から,情報源と相関を持つ副情報に対してほぼ一様に分布する鍵を抽出する技術である.本研究では,量子状態に関する最大化に基づく通常の平滑化を用いずに定義された条件付き衝突エントロピーの量子版によって抽出鍵の長さが与えられる量子副情報に対する乱数抽出を与えた.さらに,量子副情報がある種の対称性をもつとき(量子条件付き衝突エントロピーの定義に現れる2つの演算子が交換するとき),その評価が容易になることを実際に示した。
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