研究課題
若手研究(B)
小型・携帯可能な映像装置(携帯電話の画面等)での画像の認識に関して,視聴時の観察姿勢の影響について検討した。錯視図形の錯視量を指標とし,これが観察状況によって変化するか否かを検証した。結果,観察姿勢に依存した錯視量の差違,すなわち,提示された画像の認識のゆがみが見られた。これは,視覚装置の画面とその周囲の視覚情報の間での「ずれ」が起因していると考えられ,画面という限定された空間の認識に対しても,その周囲の視覚情報を用いた「補正」を行っていることが示唆された。
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