研究課題
若手研究(B)
本研究では、アカデミックな学術専門誌や学術会議を対象とした研究分野間の関係性に基づく知識構造化を行ない、可視化し分析を行うことで、研究者などのユーザが学術専門誌や学術会議がもつ専門性を把握することを目的とし、システム開発を行った。さらに、近年研究分野の細分化の激しい情報学分野と経済学分野の文献情報を初期データとして、両分野に存在する学術専門誌と学術会議が持つ見えざる専門性を対象に、比較・分析を行なった。評価として、その分野の博士号をもち精通していると思われる専門家と、その分野に全く素養のない素人による比較を行ない、システムによる提供情報の効果の調査を行った。これにより、学会間がもつ見えざる専門性を具現化し、支援することで、その分野に全く素養のない素人ユーザに対して、見えざる専門性の把握に関して専門家と同様の十分な支援が行えることを実験的に示した。これらの成果は、学会誌2編に掲載された。また、学会発表では優秀論文発表賞を受賞した。
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知能と情報20周年記念提言論文 Vol.21, No.6
ページ: 977-992
10025995631
知能と情報 Vol.21, No.6
ページ: 1044-1056
10025995884
知能と情報 21