ハイスループット化のための画像処理によるタンパク質結晶成長状態評価手法

• 研究課題/領域番号: 21700213
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 知覚情報処理・知能ロボティクス
• 研究機関: 独立行政法人理化学研究所
• 研究代表者: 川端 邦明 独立行政法人理化学研究所, 分子情報生命科学特別研究ユニット, 専任研究員 (90301754)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
• キーワード: 画像処理 / パターン認識 / タンパク質結晶化実験 / 結晶成長評価 / システム・ソフトウェア / ハイスループット / 画像,文章,音声認識 / ソフトコンピューティング / 蛋白質 / 結晶成長 / システム工学

研究概要

本研究では,タンパク質結晶化のハイスループット化を支援するための画像処理を用いた結晶成長状態評価の自動化に関わる手法の開発およびそれらの手法を統合したシステム・ソフトウェア化を行った.本研究により,自動観察システムTERAが14,000枚の画像を一日で取得するのに対して,17,000枚/日超程度の処理性能を持ちつつ,成長状態の5段階への分類が行われる結晶成長評価支援の効率化に貢献可能な技術が開発された.

研究成果

• [雑誌論文] Automatic detection of crystallization evaluation region by using image processing (2011)
  • 著者名/発表者名: K.Kawabata
  • 雑誌名: Sensor Review (accepted)
• [雑誌論文] Automatic detection of crystallization evaluation region by using image processing (2011)
  • 著者名/発表者名: Kuniaki Kawabata
  • 雑誌名: Sensor Review 巻: (accpeted)
  • 査読あり
• [学会発表] タンパク質結晶成長状態自動評価ソフトウェアの開発 (2009)
  • 著者名/発表者名: 川端邦明
  • 学会等名: 計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会
  • 発表場所: 東京都江東区豊洲 芝浦工業大学豊洲キャンパス
  • 年月日: 2009-12-24
• [学会発表] タンパク質結晶成長状態自動評価ソフトウェアの開発 (2009)
  • 著者名/発表者名: 川端邦明
  • 学会等名: 計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会講演論文集(SI2009),730-733
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2009-12-15
• [学会発表] タンパク質結晶成長状態評価システムの開発-自動評価処理のためのソフトウェア構築 (2009)
  • 著者名/発表者名: 川端邦明
  • 学会等名: ロボティクス・メカトロニクス講演会'09講演論文集,2A1-B05
  • 発表場所: 福岡(CD-ROM)
  • 年月日: 2009-05-26
• [学会発表] タンパク質結晶成長状態評価システムの開発-自動評価処理のためのソフトウェア構築- (2009)
  • 著者名/発表者名: 川端邦明
  • 学会等名: 日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス講演会
  • 発表場所: 福岡県博多市 福岡国際会議場
  • 年月日: 2009-05-26