研究課題/領域番号 |
21700369
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経科学一般
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
水口 留美子 独立行政法人理化学研究所, シナプス分子機構研究チーム, 研究員 (70450418)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 神経発生 / 嗅覚神経回路 / 僧帽・房飾細胞 / T-box転写因子 / Tbx21(T-bet) / Tbr2(Eomes) / 遺伝子ターゲッティングマウス / 僧帽細胞・房飾細胞 / Tbx21 / Tbr2 |
研究概要 |
マウス嗅球僧帽・房飾細胞におけるTbx21、Tbr2の役割を明らかにすることを目的とし、遺伝子ターゲッティングマウスの解析を行った。Tbx21は僧帽・房飾細胞の発生に必須な役割を持たないが、成体で再生した嗅細胞の嗅球への軸索投射に関与することが示唆された。一方、Tbr2は僧帽・房飾細胞の分化過程において正常な遺伝子発現や樹状突起の投射、介在ニューロンとの相互作用などに必須であることが明らかとなった。このことから、Tbx21とTbr2は嗅覚神経回路形成においてそれぞれ異なる機能を担うことが示された。
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