研究課題/領域番号 |
21700402
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
猪口 徳一 福井大学, 医学部, 特命助教 (60509305)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 神経科学 / 細胞・組織 / シグナル伝達 / サイトカイン / 神経新生 / 脳梗塞 / 細胞死 / 大脳皮質 |
研究概要 |
脳梗塞などの傷害時には神経新生が起こることが知られており、細胞の死から新生へと至る機構の解明は治療的意味合いが高い。本研究で我々は、細胞死によって分泌される分子EMAP-IIが、脳梗塞時の血管周囲で増加することを見出した。さらに、EMAP-IIは神経幹細胞に作用し、増殖や分化に関与する分子FILIP1Lの発現を増加させること、正常な脳内では共に神経新生が盛んな嗅球に多く存在することが示唆された。これらの成果は、細胞死と神経新生を結びつけるあらたな機構を明らかにするものである。
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