研究課題/領域番号 |
21700421
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
|
研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
定方 哲史 独立行政法人理化学研究所, 分子神経形成研究チーム, 研究員 (90391961)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 神経 / 分泌 / 自閉症 / CAPS2 / CAPS1 / autism / trafficking / exocytosis |
研究概要 |
CAPSタンパク質が有芯小胞分泌のどのステップに関与するかを詳細に検討した。その結果、以下のことが分かってきた。 (1)CAPSはPHドメインを介してGolgi体膜に結合する。(2)CAPSとPHドメインの結合性はC2ドメインによって制御されている。(3)CAPSはクラスII ARFタンパク質(ARF4,ARF5)のN末に結合する。(4)CAPSはGDP結合型のARFに結合する。(5)CAPSとARFの結合をブロックした場合、有芯小胞マーカータンパク質であるクロモグラニンはゴルジ体に集積する。(6)同様のクロモグラニン集積はCAPSおよびARFをノックダウンした場合にも起こる。 以上より、CAPSタンパク質が有芯小胞のtraffickingに関与するメカニズムが分かってきた。
|