研究課題/領域番号 |
21700425
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 財団法人東京都医学研究機構 (2010) (財)東京都医学研究機構 (2009) |
研究代表者 |
松野 元美 財団法人東京都医学研究機構, 東京都神経科学総合研究所, 研究員 (90392365)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2009年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | グリア細胞 / 脳神経 / 神経科学 / ショウジョウバエ / ショウジョウバェ |
研究概要 |
近年、グリア細胞が神経細胞との相互作用を通してシナプス形成や可塑性に関与していることが示唆されている。しかし、グリア細胞が長期記憶にどのように関与しているのかについてはよくわかっていない。私達は以前、ショウジョウバエのホモフィリック細胞接着因子Klingon(Klg)がトレーニング依存的に増加することが長期記憶形成に必要であることを見いだしている。本研究ではKlgの機能解析を通して長期記憶形成における神経・グリア相互作用の機能解明を目標とした。Klgは神経とグリア両細胞で発現しており、Klgを介した神経・グリア相互作用のトレーニング依存的な増加は、長期記憶形成に必要であった。さらに私達はKlgを介した神経・グリア相互作用は長期記憶形成に必要なグリアの遺伝子発現を調節することを見いだした。
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