研究課題/領域番号 |
21700431
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経・筋肉生理学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
山田 玲 京都大学, 医学研究科, 助教 (70422970)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2009年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 同時検出 / 生理学 / 神経科学 / 聴覚 / 音源定位 |
研究概要 |
鳥類の層状核(NL)神経細胞は、左右の音入力の同時検出器として働くことで両耳間時差(ITD)を検出し音源定位に関わる。本研究ではNLに投射するフィードフォワード抑制回路の存在を明らかにした。このIPSCは同側蝸牛神経核からのEPSCに1~2ミリ秒遅れて入力する。このIPSCは低い周波数領域の細胞でのみ観察され、その周辺に存在するGABA作動性の介在神経細胞によると考えられる。シミュレーションにより、フィードフォワード抑制は弱い音圧でのITD検出精度を改善することが分かった。鳥類NLの低い周波数領域の細胞では、フィードフォワード抑制とフィードバック抑制が相補的に働き、様々な強さの音入力に対して高いITD検出精度を実現していることが示唆された。
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