研究課題
若手研究(B)
我々が独自に開発したTRECK法という手法を用いて、これまでに糖尿病モデルマウスを作製している。このモデルマウスはジフテリア毒素を投与することにより、出生後任意の時期に糖尿病を発症させることができ、症状の程度もコントロールすることができる。しかし、これらのマウスにおいて、毒素投与前でも耐糖能異常、膵島の構造異常が確認された。本研究ではこのモデルマウスで発見された、いくつかの欠点を補うべく、改良型人工毒素受容体を用いて新たなTRECK糖尿病モデルマウスを作製した。このマウスは毒素投与前には正しい膵島の構造をとっており、毒素投与によって糖尿病を発症することがわかった。
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The Journal of Clinical Investigation 120
ページ: 3255-3266
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http://bsw3.naist.jp/kouno/kouno.html