研究課題
若手研究(B)
本研究では,小型かつ高生体適合性を有する血液ポンプを目指し,独自の偏心駆動型軸流式血液ポンプの開発を行った.羽根車直径10mm,2L/minで80mmHgを達成しながら,羽根車回転速度5%の低速化が達成された.また,数値解析によるポンプ内部流れと偏心駆動効果の要因の解明を行い,羽根表面の圧力分布では,偏心駆動時にケーシングに近い片側の羽根端部において圧力が高く,これによるポンプ内部流れの上昇された圧力が下流でも高く維持されることがわかった.
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