研究課題
若手研究(B)
本研究では、次世代型医薬の筆頭として期待されるナノマテリアルの生殖発生に及ぼす影響を、体内動態の観点から評価した。ナノシリカや酸化チタンを妊娠マウスに投与し、胎盤や胎仔への移行を評価した。その結果、大量に静脈内投与する検討ではあるものの、粒子径の小さなナノサイズのナノシリカや酸化チタンは、母体の肝臓のみならず、胎盤にまで移行することが明らかとなった。本結果は、ナノマテリアルの生殖発生毒性の重要性を提示するとともに、胎盤への薬物送達を目的とした新規キャリアーとしての有用性をも示すものである。
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