配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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研究概要 |
閉塞型無呼吸症候群(OSA)の確定診断に必要とされている睡眠ポリグラフ(PSG)検査に代わる方法を目指して,いびき解析によるOSA診断法について検討を行ってきた。その結果として,雑音耐性に優れたいびきのホルマント周波数解析により,第一ホルマント周波数はOSA診断において高い診断能を有することを示した。高周波帯域に関するいびきの周波数スペクトルの違いを調査し, 5kHz以上の周波数帯域にもOSAと単純鼾症を識別できる違いがある事を示した。いびきの非線形性の検定を行うことにより, OSAいびきは単純いびきに比べて,強い非線形性を示すことが分かった。睡眠音から,低SNRのいびき,呼吸音を抽出する方法を提案し,その有効性が確認された。
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