研究課題
若手研究(B)
癌/精巣抗原はあらゆる癌細胞に発現し、精巣・卵巣を除く正常組織では発現していない癌特異的タンパク質の総称である。報告者は癌/精巣抗原が早期癌診断システムの標的になるか否かを評価するため、発癌物質に暴露直後の癌/精巣抗原の発現の変化について検討した。本研究結果から、癌/精巣抗原は発癌物質に曝されただけでは発現せず、細胞が新たに悪性形質を獲得すると共に発現することがわかった。したがって、癌/精巣抗原は発癌物質によって悪性形質獲得直後に発現することから、早期癌診断システムの標的として適している。
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Tumor Biology
巻: 33 号: 6 ページ: 1881-1887
10.1007/s13277-012-0448-6
巻: 33 ページ: 1881-1887