研究課題
若手研究(B)
各種サンプルを攪拌させながら上方から照射した後,照射サンプルの光励起による蛍光測定を行い,PDT用薬剤の有無によって活性酸素種の発生が促進されていることが確認できた。肺がん上皮細胞(A-549)とビスダインを用いて,X 線照射(5 Gy)を行ったところ,ビスダインを添加していないコントロール群に比べ,細胞の生存率が低下し,放射線照射と光増感剤との併用により,殺細胞効果が向上することが見出せた。