研究課題
若手研究(B)
臨床の現場で鼻咽腔閉鎖機能が客観的かつ明確に評価できるための指標をつくる目的で,健常日本人の開鼻声値(NS)を調査し,基準値の設定を試みた。対象は,研究の趣旨を説明し協力の同意を得られた成人健常者で,全身的および口腔領域に異常を認めない男女124名である。また成人と小児との比較を行う目的で健常小児25名も合わせて調査した。NSは性差を認め,また,成人と小児との比較では有意差を示す被験音を認めたことから,NSの基準値は成人と小児を分け,また成人は男女別にするべきと考える。
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日本口腔外科学会雑誌
巻: 56Suppl ページ: 275-275