配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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研究概要 |
本申請研究の目的は,多チャンネル表面筋電図による信号入力インターフェースをユーザがより直感的に利用できるように神経-筋活動情報を利用し,容量性結合-いわゆる,コンデンサ-を構成して衣服の上からでも多チャンネル筋電図を長時間記録が可能な生体信号記録システムを開発することである. 本研究では,特に容量結合型電極形状が出力波形にどのような影響を与えるかについて回路モデルを検討し,ガードリングすることで雑音低減が可能であることを示した.また,筋電図モデルにより信号雑音比と活動電位伝導速度の推定結果との関係性を調査した.筋電図モデルの検討により,尖度と信号雑音比との関係性が明らかになり,実信号でも信号雑音比を推定することが容易にできることが示された. 以上の成果により,今後インターフェース開発の電極開発,および筋からの神経性入力信号同定技術の開発の礎となるデータが得られた.
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