研究課題
若手研究(B)
運動時の外部環境の変化に巧く対応するうえで,感覚入力から無意識に短時間で実行されるリアクション運動(いわゆる反射)を適切に制御することが極めて有効である.本研究では,体性感覚反射の制御が運動中にどのように行われるのかを検討した.その結果,体性感覚反射の大きさは力学的変化に応じて非常に素早く(0.1秒程度で)調節されること,また体性感覚反射の調節は視覚的な変化に対しても生じることなどが観察され,運動中の反射は環境に応じて柔軟に制御されることが示唆された.
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