研究課題
若手研究(B)
定年退職前後の精神的健康およびストレス対処能力の変化を明らかにすることを目的とし、定年退職前後およそ2年半にわたり、4回の縦断調査を実施した。調査内容は抑うつ度を反映するSDS、ストレス対処能力を反映するSOCなどについてである。その結果、定年退職後1年では、抑うつ度は有意に改善し、ストレス対処能力は有意に上昇していたが、退職後2年では、退職後1年に比べ抑うつ度は有意に悪化し、ストレス対処能力は有意差はないものの低下していた。また、抑うつ状態のリスク要因を明らかにするため、第2~4回調査それぞれの時点で多重ロジスティック解析を行った結果、SOCが一番のリスク要因となっていた。
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厚生の指標
巻: 57 ページ: 28-33
40017217959
体力・栄養・免疫学雑誌
厚生の指標 57(7)(in printing)
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Journal of Physical Fitness, Nutrition and Immunology
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