• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

トマト葉を有効利用した新規食品素材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 21700742
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 食生活学
研究機関和洋女子大学

研究代表者

岡本 由希  和洋女子大学, 生活科学系, 准教授 (20348379)

研究期間 (年度) 2009 – 2010
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2009年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
キーワード食素材 / 新規食品 / トマト葉 / γ-アミノ酪酸 / 近赤外分光法 / 新規食品素材
研究概要

従来は全く利用価値のないトマト葉の有効利用を目的として、トマト葉が新規食品素材として利用可能かどうかについて検討を行った。本研究では、トマト果実に多く含まれるγ-アミノ酪酸(GABA)に注目し、トマト葉にもGABAが多く含まれるのではないかと考えた。そこで、トマト葉のGABA含有量の季節変動や処理中の消長、トマト葉を実験動物に与えた場合の血圧の変化等について検討を行った。その結果、摘採時期にもよるが、トマト葉にはGABAが470mg/100g程度含まれ、生葉の周辺空気を窒素置換し、無酸素処理することによってGABA含有量が増加することがわかった。そして、トマト葉抽出液を高血圧自然発症ラットに投与した結果、有意に血圧が低下することが確認できた。しかしながら、トマト葉にはトマチンというアルカロイド物質が含まれているため、トマチンをうまく取り除いて、トマト葉から高濃度のGABAを抽出することが可能になれば、新規食品素材としての有効性が広がるものと示唆された。

報告書

(3件)
  • 2010 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2009 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて 2011 2009

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (4件)

  • [雑誌論文] トマト葉の成分特性2011

    • 著者名/発表者名
      山下まゆ美、岡本由希
    • 雑誌名

      和洋女子大学紀要 51

      ページ: 73-78

    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] トマト葉の成分特性2011

    • 著者名/発表者名
      山下まゆ美(代)
    • 雑誌名

      和洋女子大学紀要

      巻: 51 ページ: 73-78

    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] トマト葉の血圧降下作用2009

    • 著者名/発表者名
      高木亜由美(代)
    • 学会等名
      第31回日本臨床栄養学会
    • 発表場所
      神戸国際会議場(兵庫)
    • 年月日
      2009-09-19
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [学会発表] トマト葉の抗肥満作用2009

    • 著者名/発表者名
      仲村麻恵(代)
    • 学会等名
      第31回日本臨床栄養学会
    • 発表場所
      神戸国際会議場(兵庫)
    • 年月日
      2009-09-19
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [学会発表] トマト葉の血圧降下作用2009

    • 著者名/発表者名
      高木亜由美、仲村麻恵、内田菜穂子、本三保子、山下まゆ美、岡本由希、渡佳代子、松本光、橋詰直孝
    • 学会等名
      第31回日本臨床栄養学会総会・第30回日本臨床栄養協会・第VII回大連合大会、p185
    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書
  • [学会発表] トマト葉の抗肥満作用2009

    • 著者名/発表者名
      仲村麻恵、高木亜由美、内田菜穂子、本三保子、山下まゆ美、岡本由希、橋詰直孝
    • 学会等名
      第31回日本臨床栄養学会総会・第30回日本臨床栄養協会・第VII回大連合大会、p191
    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書

URL: 

公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi