研究概要 |
本研究では,大学教育におけるワークショップ実践として,「利用者参加のもの作りワークショップ」,「FDのためのコースバトル」を対象にし,参加者の知識の創造を促進する「場のデザイン論」について検討した.具体的には,ノットワーキングの概念やビブリオバトルのコミュニケーション方式を理論的枠組みとして援用し,ワークショップの場のデザインと参加者の活動の事例分析を行った.その結果,それらフレームワークの実践的有効性が確認されたため,本研究を,他のワークショップをデザインするための一考察と位置付けた.
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