研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は過去72万年間における大気エアロゾルの組成を復元することである。南極ドームふじ氷床コアから、-50℃の環境で不揮発性粒子を集める方法を確立した。その後、不揮発性粒子の組成をエネルギー分散型X線分析で分析した。2万年分解能で大気エアロゾル組成を分析したところ、氷期間氷期スケールの気温変動に対応するように温暖期では硫酸ナトリウムが寒冷期には硫酸カルシウム、塩化ナトリウムが主成分であることが明らかとなり、南極上空に存在していた水溶性の大気エアロゾルはその組成が気候ステージで異なっていることが分かった。
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