研究概要 |
埼玉県における廃木材処理施設について調査し,施設が有する環境負荷削減ポテンシャルを評価した結果,年間で720kt-CO_2となった.次に,埼玉県の森林を対象として,洪水緩和,水資源貯蓄,二酸化炭素吸収機能の貨幣評価を行った結果,それぞれ430億円,362億円,96億円という結果となった.また,構築したGISデータベースを用いて,熊本県を対象として水処理技術導入シナリオごとの環境効率を評価した結果,人口密度350人/km^2以上の自治体には下水道を導入し,それ以下の自治体には浄化槽を導入した場合,最も環境負荷が小さくなることが分かった.
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