研究課題
若手研究(B)
重粒子イオンなどの荷電粒子放射(イオン)線は画期的な放射線がん治療法として実用段階にある。本課題では、ブラッグピーク近傍の重粒子イオンによる細胞致死効果およびDNA二本鎖切断(DSB)とその修復について解析を行った。細胞致死効果およびDSB誘発率を定量し、イオンの物理的な性質との相関を体系的に示した。また、それらDSBの殆どが培養細胞によって修復不可能なほど複雑な損傷であること、またDSB末端構造がイオン種によって異なることも証明した。
すべて 2012 2011 2009 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件) 備考 (2件)
Journal of Radiation Research
巻: 52 ページ: 433-440
10029122061
巻: 52 号: 4 ページ: 433-440
10.1269/jrr.10097
http://dx.doi.org/10.1269/jrr.10097
http://www.nirs.go.jp/db/seikadb/Welcome.php