研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、海洋有機汚泥域に生息するイトゴカイと堆積物中の細菌の相互関係による有機物分解作用を解明することである。イトゴカイと細菌の増加過程で有機物の分解は促進された。イトゴカイが好気性細菌の増殖を促進し、その生育に特にAlphaproteobacteria門Rhodobacteraceae科に属する細菌が関係していることが示唆された。さらにイトゴカイは、堆積有機物を分解・資化して増殖した細菌を餌資源の一つとして利用していることが示された。
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The ISME Journal (Nature Publishing Group). (accepted)
The ISME Journal
巻: DOI:10.1038/ismej.2011.57(In press)