研究課題/領域番号 |
21710084
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
環境技術・環境材料
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研究機関 | 芝浦工業大学 |
研究代表者 |
新井 剛 芝浦工業大学, 工学部, 准教授 (60415867)
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研究協力者 |
池田 泰之 芝浦工業大学, 大学院・工学研究科, 院生
井上 亮 芝浦工業大学, 大学院・工学研究科, 院生
劔持 達也 芝浦工業大学, 大学院・工学研究科, 院生
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | リサイクル技術 / 抽出 / 分離 / 電気化学 / イオン液体 / 低温溶融性 / パラジウム / 抽出分離 / 都市鉱山 / レアメタル / ハイブリッド分離法 |
研究概要 |
本研究では、環境負荷低減を目指した都市鉱山からの有用金属を回収するためのハイブリッド分離システムの開発を行っている。ハイブリッド分離システムは、分離と回収を同時に実施可能とし、分離系には低温溶融性イオン液体(1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムヘキサフルオロリン酸塩)を、回収系には電気還元を用いる。本研究では主に塩酸水溶液中におけるPd(II)を中心に低融点イオン液体への抽出特性および抽出されたPd(II)の電気化学的特性を検討した。本研究より、1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムヘキサフルオロリン酸塩にはFe(III)やPd(II)などが強く抽出されることを見いだした。また、抽出されたFe(III)やPd(II)は効率的に電解還元されることが明らかとなった。本研究の成果より、ハイブリッド分離システムの有効性が示唆された。
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