研究課題
若手研究(B)
分子素子の開発には機能分子の位置の制御技術が必要となる。本研究では、任意の位置でSTM探針に適当な電圧を印加することよって、真空蒸着した銅フタロシアニン(CuPc)分子のナノドメインを凝集・拡散させる技術を開発した。そして、分子軌道計算を行い、その動作機構の解明を行った。また、同種の磁性分子について分子軌道計算を行い、近藤共鳴を利用した高い電気伝導度が期待される分子素子の提案を行った。
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ACS Nano
巻: 5 ページ: 2559-2569