配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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研究概要 |
本研究では,λDNAの両端をジゴキシゲニン(DIG)とビオチンで修飾し,モータタンパク質であるキネシンの運動によりλDNAを1分子ずつ操作するための分子系を構築した.キネシンコートガラス上での微小管の運動時に,微小管上のアビジン分子とλDNAの一端のビオチン分子が結合することで,λDNAが伸長される様子を観察することに成功した.伸長した分子に対して制限酵素反応を行い,λDNAが切断される様子を1分子で観察した.また,この分子系を所望の位置に配置し,高効率で反応を観察するためのデバイス開発も行った.マイクロ・ナノ灌流チャネルをナノインプリントリソグラフィ(NIL)とUVリソグラフィ(UVL)の融合により製作し,送液システムの統合,タンパク質アッセイをおこなう技術を確立した.
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