医療機関への質マネジメントシステム導入・推進における阻害要因克服の方法論

• 研究課題/領域番号: 21710162
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 社会システム工学・安全システム
• 研究機関: 青山学院大学 (2010); 早稲田大学 (2009)
• 研究代表者: 金子 雅明 青山学院大学, 理工学部, 助手 (30454036)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円); 2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 品質マネジメントシステム / QMS / 医療安全 / 医療の質保証 / 導入・推進 / ISO9001 / システム工学 / 品質管理システム / 社会システム / 導入推進 / 医療の質安全 / QMSの重要な概念 / QMS導入推進

研究概要

質の高い医療サービス提供を組織的に実現する質マネジメントシステム(以下,QMS)の効果的な導入・推進には,質概念,標準化,プロセス思考などのQMSの重要概念の理解が必須である.本研究では,医療分野で理解すべき10の重要概念を定義し,それら概念に対する医療者の理解・実践を妨げる阻害要因を因果連鎖構造で明らかにした.また,阻害要因克服法の導出方法を確立し,310の克服法を得た.そして,得られた因果連鎖構造及び克服法を複数の医療機関で適用し,有用性の検証を行った.

研究成果

• [雑誌論文] 作業要素を用いた業務の記述方法に基づく与薬事故の傾向分析手法の提案 (2010)
  • 著者名/発表者名: 佐野雅隆, 棟近雅彦, 金子雅明
  • 雑誌名: 品質 40-2 ページ: 201-210
  • NAID: 110007610076
  • 査読あり
• [雑誌論文] 作業要素を用いた業務の記述方法に基づく与薬事故の傾向分析手法の提案 (2010)
  • 著者名/発表者名: 佐野雅隆, 棟近雅彦, 金子雅明
  • 雑誌名: (社)日本品質管理学会誌「品質」 巻: 40-2 ページ: 201-210
  • NAID: 110007610076
  • 査読あり
• [雑誌論文] 業務プロセスに着目した与薬事故分析手法の提案 (2009)
  • 著者名/発表者名: 佐野雅隆, 棟近雅彦, 金子雅明
  • 雑誌名: 品質 39-2 ページ: 98-106
  • NAID: 110007161789
  • 査読あり
• [雑誌論文] 業務プロセスに着目した与薬事故分析手法の提案 (2009)
  • 著者名/発表者名: 佐野雅隆、棟近雅彦、金子雅明
  • 雑誌名: 品質 39-2 ページ: 98-106
  • NAID: 110007161789
  • 査読あり
• [学会発表] 医療機関における文書管理システム導入・推進手順に関する研究 (2010)
  • 著者名/発表者名: 金子雅明, 棟近雅彦
  • 学会等名: (社)日本品質管理学会第40回年次大会
  • 発表場所: 成城大学(東京都)
  • 年月日: 2010-10-30
• [学会発表] 医療機関における文書管理システム導入・推進手順に関する研究 (2010)
  • 著者名/発表者名: 金子雅明・田中宏明・香西瑞穂
  • 学会等名: (社)日本品質管理学会第40回年次大会
  • 発表場所: 成城大学
  • 年月日: 2010-10-30
• [学会発表] 医療サービスの質・安全保証のための質マネジメントシステム導入・推進モデルの開発 (2010)
  • 著者名/発表者名: 金子雅明
  • 学会等名: 地域活性化学会第2回研究大会
  • 発表場所: 小樽商科大学(北海道)
  • 年月日: 2010-07-10
• [学会発表] 医療サービスの質・安全保証のための質マネジメントシステム導入・推進モデルの開発 (2010)
  • 著者名/発表者名: 金子雅明
  • 学会等名: 地域活性化学会第2回研究大会
  • 発表場所: 小樽商科大学
  • 年月日: 2010-07-10
• [学会発表] 医療における文書体系構築に関する研究 (2010)
  • 著者名/発表者名: 金子雅明, 棟近雅彦
  • 学会等名: (社)日本品質管理学会第92回研究発表会
  • 発表場所: (財)日本科学技術連盟東高円寺ビル(東京都)
  • 年月日: 2010-05-29
• [学会発表] 医療における文書体系構築に関する研究 (2010)
  • 著者名/発表者名: 金子雅明, 棟近雅彦
  • 学会等名: (社)日本品質管理学第92回研究発表会
  • 発表場所: (財)日本科学技術連盟東高円寺ビル
  • 年月日: 2010-05-29
• [学会発表] シンポジウム5-2医療QMS-Hの導入・推進プロセスモデル (2009)
  • 著者名/発表者名: 金子雅明
  • 学会等名: 医療の質安全学会第4回学術集会
  • 発表場所: 東京ビックサイト(東京都)
  • 年月日: 2009-11-21
• [学会発表] 医療機関における文書体系の構築に関する研究 (2009)
  • 著者名/発表者名: 金子雅明, 棟近雅彦, ら
  • 学会等名: 医療の質安全学会第4回学術集会
  • 発表場所: 東京ビックサイト(東京都)
  • 年月日: 2009-11-21
• [学会発表] 医療の質マネジメントシステム導入・推進に必要な教育体系に関する研究 (2009)
  • 著者名/発表者名: 棟近雅彦, 金子雅明
  • 学会等名: 医療の質安全学会第4回学術集会
  • 発表場所: 東京ビックサイト(東京都)
  • 年月日: 2009-11-21
• [学会発表] 医療の質マネジメントシステム導入・推進に必要な教育体系に関する研究 (2009)
  • 著者名/発表者名: 棟近雅彦、金子雅明
  • 学会等名: 医療の質安全学会
  • 発表場所: 東京ビックサイト(東京都)
  • 年月日: 2009-11-21
• [学会発表] 医療機関における文書体系の構築に関する研究 (2009)
  • 著者名/発表者名: 金子雅明、棟近雅彦, ら
  • 学会等名: 医療の質安全学会
  • 発表場所: 東京ビックサイト(東京都)
  • 年月日: 2009-11-21
• [学会発表] シンポジウム5-2 医療QMS-Hの導入・推進プロセスモデル (2009)
  • 著者名/発表者名: 金子雅明
  • 学会等名: 医療の質安全学会
  • 発表場所: 東京ビックサイト(東京都)
  • 年月日: 2009-11-21
• [学会発表] 与薬事故低減のためのエラープルーフ化対策立案手法に関する研究 (2009)
  • 著者名/発表者名: 陳如, 棟近雅彦, 金子雅明
  • 学会等名: (社)日本品質管理学会第39回年次大会
  • 発表場所: 大阪大学(大阪府)
  • 年月日: 2009-10-31
• [学会発表] 医療の質と安全を保証する質マネジメントシステムモデル構築に関する研究 (2009)
  • 著者名/発表者名: 金子雅明, 棟近雅彦
  • 学会等名: (社)日本品質管理学会第39回年次大会
  • 発表場所: 大阪大学(大阪府)
  • 年月日: 2009-10-31
• [学会発表] 医療の質と安全を保証する質マネジメントシステムモデル構築に関する研究 (2009)
  • 著者名/発表者名: 金子雅明、棟近雅彦, ら
  • 学会等名: 日本品質管理学会
  • 発表場所: 大阪大学(大阪府)
  • 年月日: 2009-10-31
• [学会発表] 与薬事故低減のためのエラープルーフ化対策立案手法に関する研究 (2009)
  • 著者名/発表者名: 陳如、棟近雅彦、金子雅明
  • 学会等名: 日本品質管理学会
  • 発表場所: 大阪大学(大阪府)
  • 年月日: 2009-10-31
• [学会発表] A study on the method to develop education system for nurses (2009)
  • 著者名/発表者名: 梶原千里, 棟近雅彦, 金子雅明
  • 学会等名: Asian network for Quality congress 2009
  • 発表場所: 早稲田大学(東京都)
  • 年月日: 2009-09-17
• [学会発表] A study on the method to develop education system for nurses (2009)
  • 著者名/発表者名: 梶原千里、棟近雅彦、金子雅明
  • 学会等名: Asian network for quality
  • 発表場所: 早稲田大学(東京都)
  • 年月日: 2009-09-17
• [図書] 医療の質安全保証に向けた臨床知識の構造化(1)患者状態適応型パス-電子カルテおよび病院情報システム搭載版電子コンテンツ (2010)
  • 出版者: 患者適応型パス研究会,日本規格協会
• [図書] 医療の質安全保証に向けた臨床知識の構造化(1)患者状態適応型パス-電子カルテおよび病院情報システム搭載版電子コンテンツ (2010)
  • 著者名/発表者名: 患者状態適応型パス研究会
  • 総ページ数: 252
  • 出版者: 日本規格協会