研究課題/領域番号 |
21710251
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 中央大学 (2010-2012) 東京大学 (2009) |
研究代表者 |
一政 史織 (野村 史織 / 一政 史織(野村史織)) 中央大学, 法学部, 准教授 (20512320)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,487千円 (直接経費: 1,913千円、間接経費: 574千円)
2012年度: 277千円 (直接経費: 213千円、間接経費: 64千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 北アメリカ / 移動 / 越境 / メディア / ジェンダー / 地域研究 / アメリカ合衆国 / 日系移民 / クロアチア系移民 / 移民メディア / トランスナショナリズム / 移民 / アメリカ史 / 人種 / 民族 / エスニシティ / 東欧系移民 / 女性 / 家庭論 |
研究概要 |
本研究の目的は、20 世紀初めのアメリカ合衆国において、人種や民族、国家や「家庭」をめぐる言説形成に、移民女性たちがどう関わったのか分析することである。特に、 「他者化」されていくアジア系移民と、白人アメリカ市民としての同化を目指した東欧系移民の経済・政治・文化・社会的背景を比較した。移民新聞など様々な資料の収集と量的、質的内容分析を通じ、移民女性たちが生み出す言説や言説形成の過程が、故郷やアメリカ合衆国の人種、民族、国家像の形成と深く関連していることが明らかになった。研究を通じ、近代の越境的なメディア活動に関する理論への理解を深め、越境という概念を検証することができた。
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