研究課題
若手研究(B)
性暴力被害を受けた子どもへの支援と、性加害など性的な問題行動を有する子どもへの教育的取り組みを行うため、児童相談所や支援学校等と連携をしながら実践研究を行った。被害を受けた子ども向けの教材として、『はなしてくれてありがとう』と題する心理教育用リーフレットを開発し、子どもの保護者や教職員向けの心理教育教材として『子どもを支えるためにできること』を開発した。また、性的な問題行動を有する子どもへの教育的支援として、研究協力校である支援学校をモデル校とし、性問題行動をもつ生徒への個別プログラムの実施および学校全体での性教育の体制づくりを行った。月1回程度の研究会議でケース検討を重ねたほか、年に2回程度の教職員研修を行い、教職員が性加害と性被害へ対応する際のスキル構築を目ざした。年度ごとに取り組みを報告書にまとめ、「知的障がいのある生徒のための性教育研究『問題となる性行動を有する生徒への支援に関する取り組み』報告書I~III」の3巻を発刊した。実践に役立てるために、米国CARES institute等においてTF-CBT(トラウマ焦点化認知行動療法)に関する研修の受講および資料収集を行い、またカナダで開催された第30回治療教育学会へ参加するなど、国内外の研究者との情報交換等を行った。
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