研究課題
若手研究(B)
フランス現代思想においては、哲学的主体とそれを取り巻く「環境」の対立ないし相互関係が重要な問題であるが、フーコーがそれについて現象学的説明とは異なる図式をどのように構想したかを検討し、真理の「場」自体が主体を析出する経験となることをフーコー後期の思考を通じて明らかにした。また、その思考が生み出された背景としての哲学的思考の系譜を検討することで、フランス科学認識論からの影響関係を明らかにした。
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神戸市外国語大学外国学研究 第79巻
ページ: 47-61
外国学研究(神戸市外国語大学)
巻: 79 ページ: 47-61