研究課題/領域番号 |
21720012
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
奥田 太郎 南山大学, 人文学部, 准教授 (20367725)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ヒューム主義 / 信念 / 欲求モデル / 適合の向き / 実践理性の懐疑論 / 内在主義 / 外在主義 / 動機づけ / 直観主義 / 行為の理由 / 信念/欲求モデル / 内在主義/外在主義 / D.ヒューム / 言語行為論 |
研究概要 |
現代倫理学の議論において主要なテーゼとして前提されている「ヒューム主義」の系譜を文献的に辿り、「ヒューム主義」という思考の枠組みの哲学的意義を探った。現在論じられている枠組みから探究を開始し、100年間の現代倫理学史を遡る形で、「ヒューム主義」を哲学史的に検討した。その結果、「ヒューム主義」は、その内容において、ヒュームの哲学とは異なる倫理学上の問題から派生してきたことがわかってきた。このことにより、現代倫理学における「ヒューム主義」の哲学的意義がより明確に捉えられると思われる。
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