研究課題/領域番号 |
21720017
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
印度哲学・仏教学
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研究機関 | 京都産業大学 |
研究代表者 |
志賀 浄邦 京都産業大学, 文化学部, 准教授 (60440872)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | インド / ジャイナ教 / 仏教 / 論理学 / アカランカ / 刹那滅論証 / 多面性論証 / ジャイナ教論理学 / 仏教論理学 / ダルマキールティ / ドゥルヴェーカミシュラ / ジャイナ論理学 |
研究概要 |
ジャイナ教論理学者アカランカの仏教説に対する差異意識は、特に刹那滅(瞬間的存在)論証に対して顕著に見られた。アカランカをはじめとするジャイナ教徒は、仏教徒が刹那滅論証の際に用いる<存在性>という論証因は正しい帰結とは反対の帰結を導く論証因であると批判するが、その同じ論証因を用いて、独自の立場である<多面性>あるいは<変化すること>を論証する。ジャイナ教徒にとって、刹那滅論証と多面性論証は表裏一体の関係にあることが判明した。
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