研究課題/領域番号 |
21720108
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学(英文学を除く)
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
田口 卓臣 宇都宮大学, 国際学部, 准教授 (60515881)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2011年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2010年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 思想と文学 / 仏文学 / 十八世紀 / フィクション / ディドロ / モンテスキュー / ヴォルテール / 寛容思想 / 十八世紀フランス / 『ペルシア人の手紙』 / 理性の限界 / 啓蒙 |
研究概要 |
本研究は、十八世紀フランスの先鋭的な思想家たちの特にフィクション作品群の形式と内容の相関関係を検証することに努めた。その結果、主に、(1)モンテスキューの書簡集小説『ペルシア人の手紙』が、書簡、翻訳、寓話、風刺などの文学的な仕掛けを介して表現しようとする専制批判の思想、(2)ディドロの小説群が、語り、筋、対話、比喩などの文学的な仕掛けを介して語ろうとする人間存在の限界の認識、を解明することができた。
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