研究課題/領域番号 |
21720115
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学(英文学を除く)
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
坂本 浩也 立教大学, 文学部, 准教授 (50533436)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 仏文学 / プルースト / 第一次世界大戦 / 文化史 |
研究概要 |
復員文学という観点からの文化史的な調査により、小説『失われた時を求めて』を第一次世界大戦中の文脈におきなおすことが可能になった。雑誌に掲載された兵士の書簡(『パリ評論』)、戦況記事(『フィガロ』紙の『ポリュビオスの解説』)、トルストイの『戦争と平和』などの比較分析をとおして、プルーストが、国民動員の道徳にかわる文学的復員(文化的な動員解除)の倫理を示唆していることを具体的に明らかにすることができた。
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