研究課題/領域番号 |
21720129
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
各国文学・文学論
|
研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
菅原 慶乃 関西大学, 文学部, 准教授 (30411490)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 中国文学 / 中国映画史 / 上海Y.M.C.A. / 非商業上映 / 産業映画 / ジャーナリズム / 『閻瑞生』 / 幻灯スライド / 報道写真 / 中国映画 / 南洋市場 / 越境 / 映画産業 / 映画市場 / 地方映画史 / 南洋 / 中国映画産業史 / 外国籍映画会社 / 映画制作会社 / 中国人像 |
研究概要 |
20世紀初頭の中国映画界は、他の東アジア諸国と同様に、外国映画、とりわけアメリカ映画界の影響を強く受けてきた。近年、実証的手法による中国映画史研究の領域においても、中国と外国との映画関係史にかんする研究は注目を集めてきた。しかしながら、この研究領域には、学際的視座の導入、産業史的空白の補充、そして新資料の開拓といった様々な課題が残されている。本研究ではこれらの課題を克服し、中国映画史再考のための新たな研究アプローチを構築すべく、基礎的研究を行った。その結果、「外国映画による中国映画市場の壟断」という、従前の研究が採用してきた研究上の前提をさまざまな角度から再考する必要性を提示した。
|