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日本語学習者の自発発話音声に対する評価

研究課題

研究課題/領域番号 21720138
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 言語学
研究機関山梨大学

研究代表者

江崎 哲也  山梨大学, 留学生センター, 講師 (40420343)

研究期間 (年度) 2009 – 2010
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード言語学 / 音声学 / コーパス言語学 / 非母語話者 / 印象評定 / 日本語教育 / 話し言葉 / 自発発話 / 言語
研究概要

2005年から構築されている『非母語話者による日本語話し言葉コーパス』^‡(以下、CSJ-NNS)に収録された音声に対して韻律ラベル(X-JToBI)付与を一部行った。X-JToBIは、『日本語話し言葉コーパス(CSJ)』でも用いられたアクセントやイントネーションがどのように実現されているのかを明確にするものである。この韻律ラベル(X-JToBI)付与を行うことにより、CSJとCSJ-NNSとの比較がより詳細に検討できるようになった。CSJ-NNSの改訂版を今年度頒布するには至らなかったが、その準備を十分行うことができた。
また今年度は、学習者が産出した音声について、母語話者の産出した音声と詳細に比較対照し、具体的に検証した。上記X-JToBIと、以前に行われた印象評定(日本語非母語話者による日本語自発発話音声を日本語母語話者が評価したもの)との関連性も探ったが、具体的な学会発表には至らなかった。しかしながら、日本語学習者の音声に対する評価と、その韻律構造との間には強い相関が見られたため、日本語非母語話者音声の研究にもX-JToBIが有用であることが示されたと思われる。
★:科研費 基盤(A)「『非母語話者による日本語話し言葉コーパス』の構築と分析・研究」(研究代表者:土岐 哲 課題番号17202011)、及び科研費基盤(B)「『非母語話者による日本語話し言葉コーパス』構築の更なる充実と分析・研究」(研究代表者:土岐 哲 課題番号19320077)による。

報告書

(2件)
  • 2010 実績報告書
  • 2009 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 『非母語話者による日本語話し言葉コーパス』の可能性2009

    • 著者名/発表者名
      土岐哲
    • 雑誌名

      日本語教育 142号

      ページ: 14-24

    • 関連する報告書
      2009 実績報告書

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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